電動アシスト自転車は大手3社(パナソニック・ヤマハ・ブリヂストン)だけでも車種が多く、しかも2026年は値上げが相次いでいて「結局どれを買えばいいのか」が見えにくくなっています。
この記事では、eモビナビ編集部がメーカー公式サイトで現行販売とスペックを1台ずつ確認した7機種を、通勤・通学目線で比較します。ネット上の比較記事には廃番モデル(パナソニック ジェッター、ヤマハ PAS Brace等)が載ったままのものが多いので、2026年7月時点の現行モデルだけで構成しました。
時間がない人へ:カゴ付き万能ならビビ・DXかPAS With(143,000円)、片道7km超のスポーティ通勤なら自動充電のTB1e(175,000円)、予算重視ならベロスター(127,000円)です。
※価格・仕様は2026年7月時点のメーカー公式カタログ値(航続距離は業界統一テスト条件等)。価格改定が相次いでいるため、最新価格は各リンク先でご確認ください。
- おすすめ7機種の比較表
- 1. パナソニック ビビ・DX|16Ah大容量のシティ定番(143,000円)
- 2. ヤマハ PAS With|踏んだ瞬間が自然な2026年モデル(143,000円)
- 3. ブリヂストン TB1e|走りながら自動充電する通勤クロスの鉄板(175,000円)
- 4. パナソニック ベロスター|12.7万円で買えるクロス入門(127,000円)
- 5. あさひ オフィスプレスe|「通勤特化」を明言するコスパ機(148,500円)
- 6. ヤマハ PAS CITY-C|22.0kgの小径・小柄な人の正解(148,000円)
- 7. ブリヂストン アルベルトe|ベルトドライブの通勤通学耐久王(26型184,000円/27型186,000円)
- 「アシスト力最強」を探している人へ(正直解説)
- 購入前に知っておくこと3つ
- よくある質問
- まとめ:距離と装備で7機種から絞る
おすすめ7機種の比較表
| 機種 | タイプ | 税込価格 | バッテリー | 航続(カタログ) | 重量 |
|---|---|---|---|---|---|
| パナソニック ビビ・DX | シティ | 143,000円 | 16.0Ah | 約59〜107km | 26.8kg〜 |
| ヤマハ PAS With | シティ | 143,000円 | 15.8Ah | 約62〜100km | 26.2kg〜 |
| ブリヂストン TB1e | クロス | 175,000円 | 9.9Ah(14.3Ah相当) | 約62〜200km※ | 22.5kg |
| パナソニック ベロスター | クロス | 127,000円 | 8.0Ah | 約28〜53km | 21.4kg |
| あさひ オフィスプレスe | クロス | 148,500円 | 9.8Ah | 約55〜100km | 23.5kg |
| ヤマハ PAS CITY-C | 小径 | 148,000円 | 15.8Ah | 約64〜109km | 22.0kg |
| ブリヂストン アルベルトe | シティ | 184,000円〜 | 9.9Ah(14.3Ah相当) | 約51〜200km※ | 25.8kg〜 |
※ブリヂストンの航続は「走りながら自動充電」込みの数値。バッテリー表記の「14.3Ah相当」は実容量9.9Ahの同社換算です(比較時は注意)。
1. パナソニック ビビ・DX|16Ah大容量のシティ定番(143,000円)
16.0Ahバッテリーでカタログ航続はロングモード約107km。片道5km通勤なら充電は週1回ペースで済みます。大型バスケット・オートライト・スタピタ2S(ハンドルロック)と、日常装備がフル標準。「迷ったらこれ」のシティ型です。
- ✅ 大容量16Ahで充電頻度が少ない、装備が全部入り
- ⚠️ 26.8kg〜と重め。2段ラック上段は非現実的
2. ヤマハ PAS With|踏んだ瞬間が自然な2026年モデル(143,000円)
15.8Ahでオートエコモード約100km。踏力に応じてアシスト量を自動調整する「スマートパワーアシスト」により、漕ぎ出しのガクッと来る感じが少ないのが持ち味です。ビビ・DXとは好みの世界なので、可能なら試乗を。
- ✅ 自然なアシストフィール、2026年モデルとして現行明記
- ⚠️ 装備・数値はビビ・DXと拮抗(差がつきにくい)
3. ブリヂストン TB1e|走りながら自動充電する通勤クロスの鉄板(175,000円)
前輪モーターの両輪駆動+回生充電で、エコモードのカタログ航続は自動充電込み約200km。22.5kgと軽めで走りも軽快、3年間盗難補償付き。片道7〜10kmの中距離通勤で最有力です。
- ✅ 充電頻度が激減する自動充電、軽快な走り、盗難補償3年
- ⚠️ カゴは別売オプション。実容量は9.9Ahな点は理解して選ぶ
4. パナソニック ベロスター|12.7万円で買えるクロス入門(127,000円)
大手3社のスポーティ系で最安級。8.0Ahなのでカタログ航続は約28〜53kmと控えめですが、片道3〜5kmの通勤なら週2回充電で回ります。21.4kgの軽さも美点。2026年1月には16Ahの限定モデルも出ており、長距離派はそちらも要チェック。
- ✅ 価格と軽さ。初めての1台に手を出しやすい
- ⚠️ 8Ahは長距離・坂道多めだと充電が忙しい
5. あさひ オフィスプレスe|「通勤特化」を明言するコスパ機(148,500円)
自転車チェーン最大手あさひのオリジナル通勤モデル(2025年8月モデルチェンジ後の現行型)。フルフェンダー・ディスクブレーキ標準で雨の日の通勤装備が最初から揃い、ドライブユニットとバッテリーに5年保証が付くのは大手3社にもない強みです。
- ✅ 泥除け・ディスクブレーキ標準、5年保証、全国のあさひ店舗で面倒を見てもらえる
- ⚠️ 充電時間5〜6時間はやや長め
6. ヤマハ PAS CITY-C|22.0kgの小径・小柄な人の正解(148,000円)
20インチ小径で適応身長142cm〜、車重22.0kg。小柄な人や、エレベーターなし・狭い駐輪スペースでの取り回しに効きます。小さくても15.8Ahでカタログ航続は最大約109kmと妥協なし。
- ✅ 軽い・小さい・大容量の三拍子
- ⚠️ 小径ゆえ長距離の巡航はシティ型に一歩譲る
7. ブリヂストン アルベルトe|ベルトドライブの通勤通学耐久王(26型184,000円/27型186,000円)
チェーンの代わりにカーボンベルトドライブを採用し、注油不要・外れない・裾が汚れない。毎日距離を走る通学・通勤の「壊れにくさ」最重視ならこれです。両輪駆動+自動充電も搭載。なお26型と27型で航続が大きく異なる(26型エコ約200km/27型エコ約135km)ため、サイズ選びは慎重に。
- ✅ ベルト駆動のメンテフリー性、自動充電、3年盗難補償
- ⚠️ 価格は今回の7機種で最高。27型は航続が短くなる
「アシスト力最強」を探している人へ(正直解説)
「アシスト力 最強」で検索されがちですが、実はアシスト比率の上限(人力1:補助2)は法律で全社共通です。つまり「最強」の差は比率ではなく、①モーターの制御の上手さ(踏んだ瞬間の応答)、②両輪駆動などの駆動方式、③坂でもタレない容量、で生まれます。
坂の多い通勤なら、16Ah級(ビビ・DX、PAS With、PAS CITY-C)か両輪駆動(TB1e、アルベルトe)を選べば「アシストが足りない」後悔はまず起きません。基準を超える改造・違法なフル電動化は公道NGです(フル電動自転車の正直解説)。
購入前に知っておくこと3つ

- 2026年は値上げ傾向:ヤマハが2026年2月、ブリヂストンが2026年5月に価格改定済み。「待ち」の妙味は薄めです
- バッテリーは数年後に3万円台〜6万円の交換費(純正価格・容量による)。バッテリー単体の盗難も都内で年330件起きているため、駐輪時は外して持ち帰るのが基本です
- 防犯登録は義務。ヤマハ・ブリヂストンの多くは3年盗難補償付き、パナソニックにも3年間の盗難補償優遇制度あり。選び方の全体像は選び方完全ガイドへ
よくある質問
Q. 型落ちを安く買うのはアリですか?
A. アリです。電動アシストはモデルチェンジでの激変が少なく、型落ち良品はコスパに優れます。ただしバッテリーの製造年と保証条件は必ず確認を。
Q. ネット通販と実店舗、どちらで買うべき?
A. 電動アシストは防犯登録・初期整備・修理の受け皿が要るため、実店舗(またはあさひ等の店舗受取)が基本です。ネット購入時は最寄りに整備を受けられる店があるか確認しましょう。
Q. 子ども乗せモデルは通勤兼用できますか?
A. できます(ギュット、PAS Babby等の子乗せ専用設計が安全面で推奨)。本記事は単身通勤向けのため別記事で扱う予定です。
Q. 電動キックボードとどちらが通勤向きですか?
A. 坂・雨・荷物があるなら電動アシスト、平坦短距離で漕ぎたくないならキックボードです。徹底比較の記事で詳しく解説しています。
🚲 通販で買うなら
ネット専門の自転車通販「cyma(サイマ)」なら、プロの整備士が組立・整備した完成車の状態で自宅に届くので、受け取ったその日から乗れます。防犯登録の代行(有料オプション)や、パンク修理・ロードサービスが付く「安心パック」も選べます。
まとめ:距離と装備で7機種から絞る
- カゴ付き万能:ビビ・DX/PAS With(143,000円・16Ah級)
- 中距離スポーティ:TB1e(自動充電200km)/オフィスプレスe(5年保証)
- 予算・軽さ:ベロスター(127,000円・21.4kg)
- 小柄・取り回し:PAS CITY-C(22.0kg)
- 耐久最重視:アルベルトe(ベルトドライブ)
選び方の理屈から知りたい方は電動アシスト自転車完全ガイド、法規制やキックボードとの違いは比較記事をどうぞ。


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